県立水沢農業高校(菅野修一校長、生徒124人)の農業科学科草花専攻班の3年生は21日、東北自動車道前沢サービスエリア(SA)下り線で花壇整備に取り組んだ。生徒たちやネクスコ東日本(株)東北支社北上管理事務所(岡田剛所長)の社員たちが協力し、額に汗を浮かべながらコキアの苗を一株ずつ丁寧に植えていき、紅葉する秋を心待ちにした。
金ケ崎町国際交流協会(及川俊孝会長)が主催する第9回KIFAクラブ「デンマーク講座」はこのほど、町中央生涯教育センターで開かれた。デンマーク出身で陸前高田市在住のトリーネ・ヴィレモーセさんを講師に招き、社会保障が充実し貧困の格差が少なく最も幸せな国とされるデンマークの教育システムについて理解を深めた。
金ケ崎町西根堂ノ前の畠山寿幸さん(83)宅で19日、食事や運動で健康づくりに励む仲間たちが集い約3年ぶりの食事会が開かれた。久しぶりに顔を合わせた仲間たちは近況報告に花を咲かせ、新型コロナウイルス禍で途絶えていた交流を復活させた。
水沢出身で、大相撲夏場所の三段目で初優勝を飾った漣(23)=本名・佐々木陸さん、伊勢ノ海部屋=が18日、江刺の藤里地区センターに招かれ、住民と交流した。藤里振興会(小沢栄会長)の主催行事で、住民ら約80人が参加。懇談や相撲体操を一緒に楽しみ、相撲の魅力を共有した。漣は「招いていただき、ありがたい。これを機に、相撲に興味を持ってもらえたら」と願っていた。
束稲山麓地域日本農業遺産認定記念シンポジウム(同地域農業遺産推進協議会主催)は17日、一関市内のホテルで行われた。奥州、一関両市と平泉町にまたがる同地域の日本農業遺産認定を関係者約80人が祝い、記念講演と事例紹介を実施。認定を一つのスタートラインと捉え、3市町や関係団体連携による地域振興を考える場とした。