市民団体「チームMomiji(もみじ)」によるがん患者交流の場「もみじの会」は17日午後2時から4時まで、水沢吉小路の市武家住宅資料館で開かれる。隔月開催していく予定で、がん患者らが集まり気軽に交流しながら情報を共有する場とする。医師や看護師、薬剤師などで構成する同チームの中目祐幸さん(65)=(株)ナカノメ代表取締役社長=は「患者一人一人が置かれている環境から選べる選択肢を一緒に整理して、解決に向かって共に寄り添っていきたい」と気軽な参加を呼びかけている。
江刺を拠点とする市民団体「We Craft」(伊藤玲雄代表、会員10人)が3日、江刺体育文化会館(ささらホール)で初の公演を行った。昨年1月の第15回公演を最後に惜しまれつつ幕を下ろした奥州市民☆文士劇の「地域の元気を発信する」との思いを土台に、江刺の新たなエンターテインメントを追求。演劇とバンド演奏のステージを華々しく披露し、市民らを楽しませた。
国立天文台水沢VLBI観測所(本間希樹所長)の前身、水沢緯度観測所の初代所長を務め「Z項」発見者として知られる木村栄(1870―1943)の書を集めた展示会が2日、水沢星ガ丘町の同観測所敷地内にある奥州宇宙遊学館(亀谷收館長)で始まった。天文学者としての実力だけではなく、卓越した書の腕前だった木村の多才ぶりに触れた来場者から感嘆の声が上がっている。10日まで(5日は休館日)。
胆江2市町の高校で1日、卒業式が行われた。新型コロナウイルス感染症の影響で学校生活が思うようにいかない苦労を乗り越え、卒業生は晴れやかな表情でそれぞれの道へ旅立った。
同日は県立の全日制7校をはじめ、杜陵・奥州校の定時制と通信制、私立の水沢第一が卒業式を実施。高等部がある県立明峰支援学校は14日に小学部、中学部と一緒に挙行する。
金ケ崎町福祉審議会は29日、町役場大会議室で開かれた。町が諮問した町高齢者福祉計画・第9期町介護保険事業計画(24ー26年度)など4計画について原案通り即日答申した。今後は決裁を経て、町ホームページ(HP)で計画を公表する。同日は委員改選後初の会合で、会長には町民生委員児童委員協議会長の佐藤千春氏を互選した。