市内小中学校の給食に今月、市の姉妹都市・静岡県掛川市の特産品「掛川茶」を使った献立が提供されている。「姉妹都市を味わう日」と銘打ち、14日は水沢地域内4小中学校で実施。子どもたちは給食センター考案のメニューを頬張り、姉妹都市に関心を寄せていた。
13日に告示され、選挙戦が確定した金ケ崎町議選(定数16)。同日朝、立候補者がそれぞれの拠点で第一声に臨み、有権者が審判を下す18日の投開票に向けて5日間の舌戦が幕を開けた。支持を呼びかける各陣営の選挙カーが町内各地を行き交い、無投票の観測から一転して少数激戦の攻防が始まった。人口減少が進む中、地域の持続可能性や農業・産業振興、防災対策の充実、医療体制の整備など町政課題解決に向けた各候補の主張に、有権者は耳を傾けている。
任期満了に伴う金ケ崎町議選は13日に告示される。定数16に対し現職13、新人3の合わせて16氏が立候補を予定。一方で、さらに出馬を探る動きもあり、流動的な要素を残す。立候補の届け出受け付けは同日午前8時半から午後5時まで町役場4階大会議室で行われる。
胆沢の冬を彩る「第35回全日本農はだてのつどい〜岩手・いさわワラと火のまつり〜」は10日、胆沢野球場北側駐車場特設会場で開かれた。1年の農作業の安全と豊作を祈願し、庭田植行事の再現や福餅つき、地元厄年連によるつがい踊りなどがにぎやかに繰り広げられ、米どころが活気に包まれた。
第18回金ケ崎町福祉施設等情報交換会(町社会福祉協議会主催)は9日、同町西根南羽沢の町福祉センターで開かれた。新型コロナウイルス感染症の影響で5年ぶりの開催。介護や保育事業所の代表者らが出席し、人材確保難といった共通する課題に立ち向かっていくため、連携をより強化していくことを確認した。